コロナが変えた韓国人の生活スタイル①

長引くコロナウイルスの影響で、リモートワークや休校が続く中、韓国では、国民の消費行動が少しずつ変化しているようです。コロナが変えた買い物かご… “マートの代わりにオンライン、外見より健康”

今日は、Chosun Bizのページを翻訳しながらお伝えしたいと思います✨

“布団の外は危険”食事から趣味まで全て家で…”ホームコノミー”浮上。劇場の代わりに手の中のOTT、リビングはキッズカフェのように

※OTT…「Over The Top」の略称。インターネット回線を通じて、メッセージや音声、動画コンテンツなどを提供する、通信事業者以外の企業のこと

ここ最近は韓国人もコロナの影響で極力外出をしないよう、ネットサービスを駆使して生活しているようです🏠いくつかその例が掲載されていたので、紹介します📝

①マートの代わりにオンラインで買い出し生鮮食品を扱うオンラインマート各社では、コロナの確定者が出た先月から、注文量が急増していて、品切れや配送遅れが生じる程の状況が続いている。中でも、ミネラルウォーター、野菜、高麗人参やビタミンなどの健康食品が特に売り上げを伸ばしている。また、リモートや休暇が増えるにつれ、キムチ、ラーメン、缶詰などの保存食や、インスタント食品の注文も増加している。また、外食の代わりに家で食事をする人が増え、焼くだけで簡単に調理できる食材や、あらかじめ下ごしらえをしてある食材のセットが好評だ。

こうした中、やはりオフラインの商店は来客が減り、売り上げが減少する傾向にあり、徐々にオンライン営業を始めるなどの切替えが行われている。

②外見よりも健康韓国のTVショッピングでは、美容・ファッション商品は常にトップ10位に入る人気ジャンルだ。しかし、最近はコロナの影響で、外見に関する消費が急速に下がっているそう。特に、ロッテホームショッピングではファンデーションや下地などの化粧品の売れ行きが30%減少し、鞄、時計、ネックレスなどのブランド品も14%売り上げが落ちたそうだ。これは、会社への出勤や屋外に出る用事が無くなり、洋服に対する関心が減ったことや、マスクをして出かけることにより化粧をする必要が無くなったことによるものだ。また、オフライン店舗の状況は更に深刻で、主要なファッション・ビューティー売り場はコロナのため客足が遠退き、30%売り上げが減少、化粧品売り場等の試演販売は中断しているそうだ。

一方で、ファッション分野で好評な品目もある。まさにホームファッションだ。最近、家で楽に着られるホームウェアの売り上げが、急増している。このように、外見にこだわる消費が落ち込んだ分、健康に投資する消費は増えていて、高麗人参や乳酸菌、ビタミンといった健康食品の売り上げは伸びているという。長引くコロナウイルスのせいで、少しずつ生活スタイルや消費動向が変化し、人々の生活にも影響を与えているようだ。

続く

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